セラピストの資産運用@仮想通貨・米国株・つみたてNISA

施術一筋11年のセラピストが全く縁のなかった〈投資〉の世界に足を踏み入れました。

あなたはどんなタイプのセラピストですか?

セラピストのあなたへ。

 

あなたはどんなタイプのセラピストですか?

 

 

この質問、すぐに答えが出ますか?

 

 

私の周りの売れっ子セラピストは

自分がどんなタイプのセラピストであるか、はっきりと自覚しています。

 

ということは

売れっ子セラピストになるには

自分がどんなタイプのセラピストであるのかを

自覚する必要があると思いませんか?

 

みんな違ってみんな良い。

 

そもそもどんなタイプのセラピストがいるの?

という方向けに

 

それぞれのタイプを

特徴と共に[経営者として]の目線もふまえて紹介していきましょう。

 

あなたにあてはまるタイプはありますか?

 

 

  1. 癒し系王道タイプ
  2. 寡黙な職人タイプ
  3. 向上心のかたまり!タイプ
  4. 不思議系タイプ
  5. 体育会系さわやかタイプ
  6. ロハスタイプ
  7. ビジュアルエースタイプ
  8. 野心家タイプ 
  9. 頼れる姉さんタイプ
  10. エンターテイナータイプ

 

 

 1.[癒し系王道タイプ]

 

鉄板。

まずはここを目指すセラピストが一番多く、最も需要があるタイプとも言える。

技術がついてきていても未熟でも、早い段階から人気が出る。

話し上手より聞き上手。

自分の意見より求められる意見を発することが出来る。

お客様の全てを肯定。

(本当に思っているかどうかはまた別。というある種の冷酷さを持つ)

 

幅広い層に受け入れられやすい為客層は豊かな割に、超優良顧客は多くはない。

 

他のタイプのセラピストが最初だけこの[癒し系王道タイプ]を振る舞うこともありますね。

他のタイプと併せ持っていることも。

 

大手サロン向け。

小規模店経営者としては、一人は欲しいけどインパクトに欠ける為沢山は要らない。

 

 

2.[寡黙な職人タイプ]

 

もともと人見知り傾向が強く、真面目さんに多い。

真面目故に技術への探究心が半端ないことが多く、多くを語らず技術で語る。

だからだいたい上手い。

上手いのにまだまだだと思い努力を重ねて最高峰の技術を獲得するのも、このタイプに多い。

 

話し上手ではない為おしゃべりを楽しみたいお客様からは好まれないかわりに、

一旦気に入ってもらえたお客様からは飽きられることも少なく営業なしでもロングコースを獲得しやすい。

 

似たような静かなお客様にはとても好まれるし本人もその方が気楽らしい。

 

経営者としては、信頼できるし長く一緒に仕事がしたいタイプ。

1の[癒し系王道タイプ]は1人で十分なのに比べ

このタイプは複数いてもいいくらい。

 

 

3.[向上心のかたまり!タイプ]

 

自他共に認める努力家タイプ。

“自他共に”というのが 2[寡黙な職人タイプ]と違う。

 

2[寡黙な職人タイプ]が他人にその熱い思いを語らず内に秘めている(=なかなか伝わらない)のに対し

このタイプは“向上心の高さを他人に語る”ことで人気を得ることに成功する。

コミュ力高め。

 

講習会、練習会に積極的に参加するので横のつながりも多く、吸収が早い為一番進化が早い。 

世間の大半は、わかりやすい[向上心]を好む傾向があるので人気が出やすい。

 

やる気スイッチが稼働しなくなった場合最もリカバリーや方向転換にエネルギーを要する。

 

経営者としては、

[向上心のかたまり!タイプ]を演じるのは比較的簡単な為本当に向上心があるのかどうか、様子見必須。

本当に向上心があるタイプだと育てるのが面白い。

 

 

4.[不思議系タイプ]

 

不思議ちゃんのことではなく[不思議な世界]の住人。(決してディスってるわけではありません)

 

地に足がついた話や理論理屈より、オーラとかエネルギーとかチャクラとか、そういう世界が大好き。

 

技術の精度を磨くことに執着が無く、施術への独自のこだわりがあったりする。

強もみを嫌がる傾向があり、やったところで出来ない。(お客様の希望に応えられないのでクレームになることも)

 

いわゆる一般的なお客様からは理解されにくいかわりに

[同じ世界の住人]のお客様からは絶大な信頼を得ることができるので貴重な存在とも言えなくはない。

稀に依存客・地雷客を引き当てるので上手く扱えるかどうかが鍵。

 

経営者としては、

このタイプのセラピストを雇うのはメリットよりデメリットが多くギャンブルに近いけど、[濃い]ので面白いのは確か。

独立したほうが幸せに暮らせる典型。

 

※このタイプは自身に特殊能力が無く[特殊能力への憧れ]を抱いている場合がほとんど。

特殊能力者はその稀な能力をむやみやたらに発揮することを避けたがる為、他のタイプに居ることが多く不思議系の話を自分からしたがることは滅多に無い。

 

 

5.体育会系さわやかタイプ

 

しっとり癒し系でなく元気はつらつ!なタイプ。

1[癒し系王道タイプ]の次にウケが良くすぐ人気が出る。

 

体育会系なので技術への向上心は基本仕様の為

3[向上心のかたまり!タイプ]と違い、向上心アピールはしない。(向上心はあって当たり前と考えている)

 

年齢や立場の違う相手への振る舞いを心得ているので

お客様から好感を持たれやすく男女ともに指名を獲得しやく多方面でバランス感覚が良い。

 

優良顧客を獲得しやすい。

経営者としては、安心して雇えるタイプ。

 

 

6.[ロハスタイプ]

 

ヨガ・オーガニック・ベジタリアン・マクロビなどが当たり前に日常にあり健康意識高め。

お客様に喜ばれるような珍しい情報を持っていて、それを披露することにも喜びを感じるタイプなのでWIN-WINな会話が展開できる。

 

こだわりが強い性格の持ち主が多い為、自他の世界観の区別がしっかりできて他人に思想を押し付けなければ問題なし。

 

4[不思議系タイプ]と6[ロハスタイプ]を併せ持つと[濃すぎる]ため

一部の人からは崇拝される。

 

経営者としては、特に欲しいタイプではないけど、居ても問題なし。

 

 

7.[ビジュアルエースタイプ]

 

ビジュアルエースの言葉のまま、見た目が良いタイプ。

美意識が高くスタイル維持もできる努力家。

見た目が良いので健康や美容についての話には「説得力がある」ので得をする。

 

技術が未熟なうちでも簡単に男性指名客が多くつく場合があり、そこにあぐらをかくかどうかで明暗が分かれるタイプでもある。

 

技術+ビジュアル+トークの3拍子揃うと鬼に金棒。

 

経営者としては超、欲しい人材。

 

 

8.[野心家タイプ]

 

いつか自分でお店を持ちたい!

と今の職場を踏み台にする気満々なタイプ。

 

自分に自信があることも多く堂々している。

技術だけでなく総合面を磨く必要があるとわかっていれば問題なし。

お客様によって好みが分かれるタイプ。

 

経営者としては、頼もしいし教えがいがあるので居ると活気が出て良い。

 

 

9.[頼れる姉さんタイプ]

 

年齢問わず居る、姉御肌。

気さくなのでいつのまにかお客様から悩み相談をされるし、それを苦痛に感じずに接客ができる。

 

他のタイプより自分の言葉でお客様と接することができる為、

技術より人柄を先に評価されやすいけど

技術が伴うといろんな意味で頼りにされる存在に。

 

経営者としては、安定感があって良く欲しい人材。

 

 

10.[エンターテイナータイプ]

 

聞き上手より話し上手なタイプ。

人を楽しませることに喜びを感じる。

お客様との会話を盛り上げてしまう為、他のセラピストから注意されることもあり、周りをよく見る必要がある。

 

珍しい経験をしている為会話の引き出し多数。

お客様の好みが明確に分かれる。

 

いきなりこのタイプを目指したりすると地雷である。

 

経営者としては、うるさくしなければ、いても良い。

うるさくしなければ。

 

 

 

以上10タイプ、いかがでしたか?

 

ぴったりあてはまる!というのが無くても近いものがあったり

複数あてはまる人も居るでしょう。

 

人気の出やすい1[癒し系王道タイプ]しか居ないとなると味気ないので

皆が皆、同じところを目指さなくても良いんだよ。

というつもりで書き始めたものでしたが

いざ書いてみると、面白かったです。

 

 

ちなみに私は

1[癒し系王道タイプ]を目指したものの性にあわず諦め

 

2[向上心のかたまり!タイプ]になってみたら向上心を常に求められるのに疲れ果てて(自業自得)

 

やりたいようにやってやるー!って決めた結果

10[エンターテイナータイプ]に落ち着きました。

 

ここからどのタイプに進化するのか、また新しいジャンルに進化するのか、全くわかりませんが

 

今のところ

 

今までで一番無理なく仕事ができて、お客様との相性も良いです。

 

喋りたいように喋ってるだけで、お客様が楽しんでくれるから

マッサージのお店なのに、笑いにあふれています。

 

ただ、セラピストになってすぐに 10[エンターテイナータイプ]だったら、人気が出なかったかもしれません。

 

ある程度の水準の技術を身につけたからこそ、相乗効果をもたらしたものだと考えています。

 

技術が中途半端でおしゃべりが過ぎると、お客様が何のためにマッサージを受けにいらしたかわからなくなりますもんね。

 

個性は必要ですが技術がないと話にならないので

全てのタイプにおいて

技術は必ず磨きましょう。

 

技術を磨いて、損は一ミリもないんだから。