癒し系の王道セラピストだけが正解とは限らない
セラピストという職業を楽しむために必要なことって、なんだと思いますか?
指名の数?
スケジュールの自由度?
職場環境?
人それぞれ。
みんな違ってみんな良い。
今、私が一番大切にしているのは
自分らしく接客して、それを“良い”と評価して下さるお客様がいること
です。
とは言っても、全てがやりたい放題ではありません。
これが!自分なんでっ!
って、強く主張するわけでもありません。
ただ、過去に振舞っていたような
お客様の望むであろうキャラクターを演じる
ということを、しないだけ。
お客様の望むであろうキャラクターとは
- 癒し系
- おおらか
- 人に尽くすのが好き
といった[セラピストのイメージあるある]もあれば
- 見た目から連想されるイメージ
- 会話の中で感じる自分へのイメージ
もありますよね。
一人でも多くのお客様に好かれたい
と思うあまり、自分のキャラクターや思想とかけ離れている振る舞いを続けるというのは
強靭なメンタルが必須。
メンタルに自信のある方はいいけど
自信のない方は
ちょっと考え直してみませんか?
お客様に合わせていくセラピストから
合うお客様が集まるセラピストにシフトする
という方向に。
どんなお客様にも合わせられるような
癒し系のカメレオンタイプ は、王道。
成績が良いと思います。
私もそんな先輩を見て、そうなりたかったです。
でも、無理でした(-_-)
やってみないとわからないので
やってみた事に関しては後悔していませんが
私には無理だ、心が疲れてしまう。このままではセラピストという仕事が嫌になってしまう。
と気がついてしまっては仕方ない。
じゃあこれからどうやっていこうか?
と考えた末に出た結論は
目先の成績を一旦諦めて
“誰からも求められるセラピスト”を諦めて
コツコツ“自分のファン”を見つけていこう
という考えでした。
私は、憧れの癒し系カメレオン先輩のようにはなれない。
彼女に出来ることが必ずしも自分に出来るとは限らない。
という諦めです。
でも諦めただけではありませんでした。
私は、憧れの癒し系カメレオン先輩のようにはなれない。
彼女に出来ることが必ずしも自分に出来るとは限らない。
だから
誰にでも合わせる努力をするかわりに
私だから良いというお客様に出会う為の努力をしていこう。
と
努力の方向を変えてみたんです。
結果私は
お客様の話に合わせたり
お客様の欲しい言葉を発する王道タイプの癒し系セラピスト
から
エンターテイナータイプのセラピスト
になりました。笑
(セラピストのタイプについての話は、またいつか)
すると不思議なことに
これは本当に予想外でしたが
無理してないのに
リッチなお客様に恵まれるようになりました!
リッチなお客様の指名をば!
なんて意識してなかったので
自分で気がついたわけではありません。
数年前、経歴が私より長い友人セラピストから
ミンちゃんのお客様、社長さんとかお金持ちばっかりやん!
こんなに社長さんばっかり来て、しかも言いたい放題(笑)してるセラピスト、見たことない!
と言われて気がついたくらい、いつのまにか自分にとって普通なことになっていました。
だって、お金持ちだから、社長さんだからと
必死にアピールしたわけじゃないから。
気に入っていただけてるお客様が、
蓋を開けてみたらお金持ちや社長さんだった。
という、完全にあとから知ったパターン。
むしろお客様の職業なんて最初はわからないし
何年か経ってから知ることのほうが多いんです。
職業については絶対に自分からは聞かないポリシーの為、尚更です。
何度も指名していただいて色んな会話をする中で
話の流れで知ることばかり。
こんな感じで。(実際の口語表現)
↓
え?ちょっと待って、◯◯さん会社やってるんですか?
っていうかじゃあ、シャチョーがこんな昼間に何してるんですか?ww
社員さんは、シャチョーが今こんな所で遊んでる(←ひどいですねw)なんて、絶対知りませんよね??ww
で、なんの会社ですか?
(それまで職業については踏み込まなかったくせにいきなりどストレート)
って平気で言えるくらい、それまでにもう
私の発言を受け入れられる土台を作っています。
そしてこういう振る舞いがまた、更に気に入っていただけたりします。
これは結果論。経験を経て知りました。
経験上の感覚なので
全ての方にあてはまるわけではないと前置きしますが
へいこらされて喜ぶのは、普通の人もしくは中途半端な人。
(ただし多数派の為、ここにフォーカスをすると割と簡単に稼げます)
凄い人はすでに周囲からへいこらされまくっているので
立場を知ってもなおへいこらしない私みたいな奴は、ルールを守っていれば可愛がられることも割とある。
そのルールとは。秘密。笑
ただし凄い人というのは少数しかいないから凄い人なわけですので、多数派の人ほどそんなにしょっちゅうしょっちゅうは出会えません。
ただ、出会って気に入ってもらえさえすれば
- 単価よし
- 頻度よし
- 態度よし
- 勉強になってよし
と、良いことだらけです。
今日の結論
頭数を求めるなら癒し系王道セラピストになるのが一番早い。
癒し系王道セラピストが合わないなら無理にならなくても良い。
自分らしい接客スタイルを追求してみると良いことがある。
かもしれない。